住宅ローンは将来を決める重要なローンです。

住宅ローンは人生設計である

住宅ローンの基本

資金計画の重要性

住宅購入は、多くの人にとって一生に何度とない大きな買い物でしょう。大半の方は、その購入に各種金融機関が提供する住宅ローンを利用することになると思います。
しかし、この住宅ローンを組む前に必ずしておかなければならないのが、資金計画です。これは、マイホームを手に入れるためのキーであるとも言えます。資金計画を緩く大雑把に立てると、ローンの返済に支障が出ることがあり、せっかく手に入れたマイホームを手放さなければならない事態も起こりえます。

マイホーム購入は、住宅ローン借入までが大切な時間です。
住宅を購入しようと思ったら、その購入時期はいつにするのかや購入金額の目安を立てる必要があります。頭金を含めた自己資金は、その後金利負担等を考えれば、出来るだけ多い方が得です。また、住宅購入と言っても一戸建てなのかマンションなのか、また、新築にこだわるのか中古でも良いのか等をある程度決定しておく必要があります。
家族をお持ちの方は、それぞれの希望もあるでしょうし、お子さんならその成長に合わせてライフスタイルの変化や入学、結婚等のライフイベントも資金計画に織り込んでおくことをお勧めします。
将来の事は、完全にはシュミレーションできませんが、このようなプロセスを経た資金計画を立てることで、現在の自分や家族の姿がある程度見えてきます。こうすることで、住宅ローンを選ぶ際にも1つの基準が持て、住宅ローン借入の際にも担当者との検討がスムーズに進み、良いアドバイスを受けることが可能となり、結果的に自分に最適なしかも有利な住宅ローンを組むことができます。住宅ローンは多額で長期間のローンです。小さな金利差や僅かな支払い方法の差でも、何十年もたてば、相当大きな支払額の差になって現れます。ゆそれ故、資金計画を立てることはとても大切ですし、建てた後も状況に応じて建て直すことも必要です。

住宅ローン商品は、金利タイプや返済方法等によって多くの商品が開発されています。
商品開発というと家電や車等の形ある物を思い浮かべがちですが、住宅ローンも各金融機関が開発した様々なスペックを持つ商品です。それ故、それぞれの特徴を知り、自分にフィットした住宅ローン商品を選んだり、金融機関の担当者や住宅ローンアドバイザー等の専門家と作り上げていくことが大切です。
また、よく言われる住宅ローン借入のポイントは、1.住宅の購入費や建築費だけでなく、不動産の登録免許税や固定資産税、また、引っ越しや新居のインテリアにかかるお金等の諸経費を含めた住宅購入に伴う総経費を把握する事、2.借りられる額ではなく、無理なく返せる額をもとにすること、そして、3.自己資金は、総費用の最低20%以上用意することです。

現在の住宅ローン滞納者の多くが、かつて採用されていたいわゆる”ゆとりローン”の被害者です。敢て被害者というのは、住宅ローンの借り手と住宅の販売者や金融機関等の住宅ローンに対する知識の差が圧倒的にあったからです。
このような事態を少しでも避けるには、住宅ローンを利用する一般庶民の私たちが、知識を習得して売り手情報のみに流されないことが必要です。専門的で細かな情報は、任せるとしても基本的な知識を理解することで、住宅ローンを組む際に的確な質問をすることもでき、それに伴って方から色々なアイデアを引き出すことができます。これによってより自分にあった住宅ローンを作り上げることができます。
住宅ローンは、組む・借りるといった概念から、現在では、創る・構築するといった概念に変化しています。